「いい人」だけで選ぶと失敗する!プロが教える「最高のケアマネ」を見抜く、たった一つの視点

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こんにちは、まりーです。 前回の記事では「こんなケアマネは要注意!」という、ちょっと耳の痛いお話をしました。

今回はその逆。 「じゃあ、結局どんなケアマネを選べばいいの?」 「失敗しない選び方の基準はあるの?」 という、一番大切な「解決編」のお話をします。

いきなり結論から言いますね。 良いケアマネジャーかどうかは、「過去と未来をつないでくれるか」で見極めてください。

……ちょっと抽象的ですよね?(笑) でも、長年ケアマネジャーをしてきて、そして母・オハナさんを介護する家族として、これ以上に大切なことはないと思っているんです。 今日は、きれいごと抜きで、本当に頼れるプロの選び方を深掘りしていきます。

1.「お世話」だけでなく「人生」を見てくれるか

もちろん、ケアマネジャーにとって「自立支援」「尊厳の保持」「利用者本位」といった介護保険の理念は基本中の基本です。 でも、マニュアル通りの対応しかしない人と、本当に信頼できるプロの違いは、そこからもう一歩踏み込んでいるかどうかにあります。

それは、利用者様の「これまでの人生」と「これからの人生」をつなぎ合わせようとしてくれるかどうか。

介護が必要になると、どうしても「できないこと」や「病気のこと」ばかりに目が向きがちです。 「トイレが一人でできないから、ポータブルトイレを置きましょう」 「歩けないから、ベッドを入れましょう」 もちろん必要なことですが、これだけでは単なる「作業」であり「対処療法」です。

本当に良いケアマネジャーは、こう考えます。 「この方は、これまでどんな時間を過ごしてこられたんだろう?」 「何を大切にして生きてきたんだろう?」

そして、「ご本人が大切にしてきたものを、これからの介護生活の中にどうやって盛り込めるか」を必死に考えてくれます。

2.その差は「デイサービス選び」にはっきり出る

この「人生を見ているかどうか」の違いは、具体的なサービス選び、例えば**「デイサービス選び」ひとつ見ても明らかです。

単なる「事務的なケアマネ」だと、こうなります。 「お風呂に入りたいんですね? 家から近くて、空きがあるデイサービスはここです」 まるでパズルのピースを埋めるような選び方です。

でも、「人生」を見ているケアマネジャーは違います。 「昔、編み物がお好きだったんですね。じゃあ、手芸のレクリエーションが充実している所を見学してみませんか?」 「『また自分の足で旅行に行きたい』という目標があるなら、お茶を飲むだけの所ではなく、リハビリや運動プログラムに力を入れているデイにしましょう!」

このように、利用者様がこれまで大切にしてきたこと(趣味や習慣)や、これから叶えたいことをきちんと聞き取り、それが実現できる場所を必死に探してくれます。

「病気になったから終わり」ではありません。 「これからの時間」もその人らしく輝けるように。 そんな提案をしてくれる人が、本当のパートナーです。

3.契約前に聞いてほしい「魔法の質問」

では、初めて会うケアマネジャーがそういうタイプか、どうやって見抜けばいいのでしょうか? 面談の時に、ぜひこう質問してみてください。

「母(父)は、昔から〇〇が好きだったんですけど、これからの生活でも続けられますかね?」

この質問をした時の反応を見てください。 「いやー、今の身体状況では危ないので無理ですね」と即答する人は、ちょっと寂しい。安全管理も大事ですが、最初から否定されてしまうと、ご本人の意欲もしぼんでしまいます。

逆に、 「素敵ですね! どんな風に楽しんでいたんですか? 形は変わるかもしれないけれど、何かできる方法を一緒に考えましょう!」 と、前のめりで聞いてくれる人。 ご本人の「好き」や「歴史」に興味を持ってくれる人なら、きっと大丈夫です。

4.現実的なチェックポイント:「組織力」も忘れずに!

想いの部分はとても大切ですが、最後に現実的なチェックポイントもひとつだけ。 それは「組織としてのバックアップ体制」です。

記事の冒頭でも触れましたが、どんなに想いが熱く優秀なケアマネジャーでも、一人で抱え込みすぎて倒れてしまっては元も子もありません。 ケアマネジャーも人間です。風邪も引けば、家庭の事情で休むこともあります。

契約しようとしている事業所が、 「担当者が不在の時でも、他のスタッフが状況を把握して対応できる体制(チーム力)」 を持っているかも、しっかり確認してください。

そもそも、皆さんが契約書を交わすのは、ケアマネジャー個人とではなく「居宅介護支援事業所(会社)」とですよね? 「担当さんがインフルエンザで休んだら、誰も何もわからない」では、事業所として機能していません。

【契約前に聞くべきこと】 面談の時に、あえてこう聞いてみてください。 「もし担当さんが急にお休みされたり、連絡がつかない時は、事業所の他の方が対応してくれますか?」

ここで「えっ……」と言葉に詰まるようなら、その事業所はスタッフ間の連携が取れていないかもしれません。 私の事業所でもそうですが、担当者が動けなくても、他のスタッフがおおよその状況を把握していてカバーできる。 これが、安心して親を任せられる事業所の条件です。

さいごに

日本の皆さんは我慢強いので、「一度お世話になったから変えるのは悪い」と思いがちです。 でも、在宅介護は長丁場のマラソンです。 合わない靴を履いて走り続けたら、足を痛めてしまいますよね? それと同じです。

もし「信頼できないな」「合わないな」と思ったら、地域包括支援センターに相談して、ケアマネを変更することは可能です。それは皆さんの正当な権利です。

親御さんのためにも、そして何より介護する皆さん自身の生活(自分ファースト)を守るためにも、パートナー選びは妥協しないでくださいね。

「想い」は熱く、「体制」は手厚く。 そんな素敵なケアマネジャーと出会えることを、心から願っています。

データも だいじだけど そのせんしゅの いいところを ひきだすのが めいかんとく。 あなたの いいところ、ちゃんと みてくれてる?

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