こんにちは、まりーです。
今日も推しのつば九郎の動画に癒やされながら、認知症の母・オハナさんの在宅介護に奮闘しています。
突然ですが、みなさんは担当のケアマネジャーさんに「モヤッ」としたこと、ありませんか?
実は、私もあります。
私は現役のケアマネジャーです。でも家に帰れば、オハナさんの介護をするただの「家族」。
そして白状すると、母のことでサービスの担当者さんに「本当はこうしてほしいんだけどな」と思いながら、言えずに飲み込んだことが何度もあります。
介護のプロである私ですら、家族の立場になると言いにくい。
だったら、一般のご家族はどれだけ我慢しているんだろう。
「本当はこうして欲しいけど、言いにくい…」
「忙しそうだから、連絡するのをためらってしまう」
「プロが言うんだから、従うしかないのかな…」
もしそう感じているなら、一度立ち止まって深呼吸してください。
はっきり言います。その我慢、在宅介護において一番の「リスク」かもしれません。
ケアマネジャー側の事情も、家族としての「言いにくさ」も、両方の椅子に座っている私には痛いほど分かります。
今日は、同業者だからこそ分かる「このケアマネはちょっと要注意かも…(というか変えたほうがいい)」という5つのサインを本音でお伝えします。
あなたの親御さん、そしてあなた自身の生活を守るために、ぜひチェックしてみてください。
サイン1:連絡が「一方通行」で遅すぎる
「相談の電話をしたのに、折り返しが来たのは3日後」
「ひどい時は1週間放置される」
これ、笑い話ではなく本当にある話です。
介護の現場は、毎日が変化の連続です。親の熱が上がった、転んで怪我をした、退院の日が決まった……。
そんなスピード勝負の場面で連絡がつかないのは、もはや「相性が悪い」以前に、ライフラインとして機能していません。
「忙しい」は理由になりません。レスポンスの速さは、その人の誠実さのバロメーターです。不安な時にすぐ繋がる安心感こそが、ケアマネジャーに求められる一番の役割なのです。
※大切な補足:ひとりケアマネさんは「ダメ」なの?
ここでひとつ、誤解しないでほしいことがあります。
「連絡が遅い=ダメな人」と一概に言いたいわけではありません。
ケアマネジャーの中には、組織ではなく「一人で開業して頑張っている方」もたくさんいます。
当然、一人で動いている場合、訪問中や移動中、あるいは自身の体調不良などで電話に出られないことはあります。
ケアマネジャーも、自分の人生を大切に生きている一人の人間です。
24時間365日、ロボットのように働き続けることはできません。
ダメなのは「つながらないこと」ではなく、「つながらない時のルールが決まっていないこと」です。
もし担当が一人の方なら、契約時にこう聞いてみてください。
「緊急の時や、つながらない時はどうしたらいいですか?」
ここで、「メールを入れておけば当日中に返します」「緊急時は提携している〇〇さんが対応します」といったルールが提示されればOKです。
逆に、ご家族の状況が切迫していて「頻繁に連絡を取りたい」「いつでも捕まらないと不安」という場合は、正直にそれを伝えましょう。「私一人だと対応しきれないかもしれないので、人数の多い他の事業所を紹介しますね」と提案してくれるはずです。ミスマッチはお互いを不幸にします。
サイン2:提案がいつも「ワンパターン」
「とりあえず、ここのデイサービスに行きましょう」
「お風呂は週2回でいいですね?」
こちらの困りごとや、親本人の希望をじっくり聞く前に、「いつものセット」のようなプランを出してくるケアマネジャー。
これは、あなたに合ったプランではなく、「その人が事務処理しやすいプラン」である可能性があります。
介護保険のサービスは、もっと自由で多様なはずです。
「母はこういうことが好きなんです」
「私は朝のこの時間が大変なんです」
そう伝えた時に、「それなら、こうしてみましょうか?」と新しい引き出しを開けてくれないなら、黄色信号です。私自身、引き出しが開かなくなったらケアマネを名乗る資格はないと思って仕事をしています。
サイン3:常に「不機嫌」オーラが出ている
人間ですから、虫の居所が悪い日もあるでしょう。
でも、会うたびに「疲れた」「忙しい」というオーラ全開で、こちらが気を使わなきゃいけないケアマネジャーは問題です。
私たちは、親の命や生活に関わる、とてもデリケートな相談をしなければなりません。
「こんなこと言ったら怒られるかな…」
「機嫌が悪そうだから、相談するのやめておこう…」
そう家族に思わせてしまったら——私は、自分なら「ケアマネ失格」だと自分に言い聞かせて仕事をしています。話しやすい空気を作るのも、プロの仕事の一部だからです。
サイン4:主役である「ご本人」の話を聞かない
これ、意外と多い業界の「闇」です。
本人の前なのに、家族の顔ばかり見て話を進めるケアマネジャー。
「お母さんは耳が遠いから」
「認知症だから分からないだろう」
そう決めつけて、家族の希望だけでサービスを組んでしまう。
確かに、契約やお金の管理など、家族と詰めなければならない話はあります。でも、介護の主役はあくまで「ご本人」です。
たとえ言葉でうまく伝えられなくても、表情や仕草で「嫌だ」「嬉しい」は伝わります。オハナさんも、言葉では説明できなくても、嫌なときは本当に分かりやすく「嫌な顔」をします(笑)。家族には全部伝わっているんです。
本人の人生、本人の生活のことなのに、本人を「いないもの」として話が進んでいくとしたら、それは寂しいことだと思いませんか。
「お母さん、どう思う?」と、必ず本人に向き合って声をかけてくれる人を選びましょう。
サイン5:提案が「自社サービス」のフルコース
これが一番気をつけてほしいポイントかもしれません。
お手元のケアプラン(計画書)を見返してみてください。
デイサービス、ヘルパー、福祉用具のレンタル……すべてのサービスが、ケアマネジャーと同じ会社(グループ)になっていませんか?
もちろん、その事業所のサービスが素晴らしくて、本人に心から合っているなら問題ありません。
しかし、残念ながら一部の事業所では、「売り上げ」のために他社の良いサービスを紹介せず、自社で「囲い込み」をするよう指示されていることがあります。
私自身、オハナさんのサービスを選ぶときは「本当に母に合うのかな?」と何度も見学に行きました。オハナさんは好き嫌いがはっきりしている人なので(笑)、「空きがありますから」だけでは決められなかったんです。比べて、見て、本人の顔を見て決める。家族にはその権利があります。
【ここが見極めポイント!】
もし自社のサービスを提案されたとしても、
「他にもこんな事業所がありますよ。よかったら両方見学して、お母さんが気に入った方にしましょう」
と、選択肢をくれるかどうかが分かれ道です。
比較検討させずに「うちは連携がとれてますから」とゴリ押ししてくる場合は、ご本人の利益よりも会社の利益を優先している可能性が高いです。
▶ あわせて読みたい:デイサービスの選び方の記事
なぜ、家族は「我慢」してしまうのか?
ここまで読んで、「あ、うちの担当だ…」と思った方もいるかもしれません。
でも、なかなか「変えてください」とは言えませんよね。痛いほど分かります。
「変えたら、親がひどい扱いを受けるんじゃないか」
「狭い地域だし、角が立つのは怖い」
まるで「人質」を取られているような気分になってしまうんです。
でも、大丈夫です。
ケアマネジャーは、あなたと親御さんの生活を支えるための「チームの一員」であって、支配者ではありません。
📌 もう限界!と思ったら
お住まいの地域の「地域包括支援センター」に相談してみてください。
「相性が合わなくて…」と伝えるだけで、ちゃんと相談に乗ってくれますし、今の担当に直接言わなくても、波風立てずに変更する手続きを手伝ってくれます。
あなたの人生も、親御さんの生活も、一度きり。
無理して合わない靴を履き続ける必要はありません。
「我慢しないこと」が、自分ファーストな介護の第一歩ですよ。



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