1. ケアマネ、現場を奔走する
こんばんは、まりーです。 今日は朝から、一分一秒を惜しむような「ケアマネ全力疾走」の一日でした。
きっかけは一本の相談電話。 「足が痛くて動けないの……」という利用者さんの切実な声に、すぐに受診のアドバイスを行い、その足で身体への負担を軽減するための電動ベッド(特殊寝台)の導入手配へ。
それだけではありません
- 明日の大事な「担当者会議」の資料作成
- 毎月欠かせないご自宅への定期訪問を3件
- サービス事業所との細かな調整電話の数々
気がつけば、事務所の時計は18時30分を指していました。
「よし、今日の仕事はここまで!」と自分に言い聞かせ、ようやく重い腰を上げたその時でした。
2. 鳴り響く「鬼電」のメロディ
カバンの中で、スマホが激しく震えます。 画面に映る「自宅」の文字。そう、オハナさん(母)からの電話です。

「まりー、オハナさんから でんわきてるよ」

「ごはんが、ないよ」
「まだ帰ってこないの?」
5分おきにかかってくる、いわゆる「鬼電」。
いつもなら、「今終わったところ!」「あとちょっと待ってて!」
と、ついつい声にトゲが混じってしまう場面です。疲れが溜まっている時ほど、この催促の電話が「責められている」ように感じて、胸がギュッとなるんです。

「まりー、おかんも おなかがすいて さみしいんだよ。ちょっとだけ わらってみようぜ」
3. 「イライラ」が「かわいい」に変わった理由
でも、今日はなぜか不思議と笑みがこぼれました。 「あぁ、お腹を空かせて、私の帰りをこんなに待ってくれているんだな」 そう思えたんです。
そして、ふと考えました。 「なぜ、オハナさんはこんなに電話をかけてくるんだろう?」と。
オハナさんの最近の「お留守番」の様子を思い返すと、ある切ない光景が浮かびました。
- テレビのリモコン操作がわからず、無音の部屋で過ごしている。
- やっとついたと思ったら、興味のないラグビーや国会答弁を、内容もわからずじっと眺めている。
- 寂しさのあまり、テレビショッピングの番号に電話をかけようとしている。
そうか、オハナさんは「寂しかったんだ」と、ストンと腑に落ちました。
やることもなく、話し相手もいない部屋で、時計ばかりを見て過ごす時間。
私への鬼電は、ただの催促ではなく、「世界で一人、繋がれる相手」である私への必死のSOSだったんですね。
そう気づいたら、受話器越しの「ごはんないよ」という声が、なんだか甘えん坊な子供のように思えて、愛おしく感じました。
4. 今日はご褒美!ルンルン手抜きごはんの魔法
「寂しい思いをさせてごめんね。今夜は美味しいものを食べよう!」
そう決めて、スーパーで美味しそうな海苔巻きを買い帰宅しました。
- スーパーの海苔巻き: 切るだけで、食卓がパッと華やかに!
- 昨日の残り福(煮物): 昨日の私が頑張ってくれたおかげ。
- 完熟マンゴー: デザートは豪華に。剥く時の甘い香りで、疲れも吹き飛びます。

モザイク越しでもわかる、この「えみふる」!美味しいものを食べる時、人は一番幸せそうな顔をしますねww
5. ケアマネのひとりごと:介護を長く続けるために
ケアマネジャーとして、日々「環境整備」の大切さをお伝えしています。
手すりを付ける、ベッドを置く。それももちろん大事。
でも、在宅介護を続ける上で一番大切な環境は、「介護者の心に余裕があること」だと私は思います。
18時30分まで働いて、そこから全部手作りしていたら、私の心はいつか枯れてしまいます。
「今日は手抜き!」と笑って、母の寂しさに寄り添える。
そんな余裕を、海苔巻き一つで買えるなら、それは最高に安い投資ではないでしょうか。
母の寂しさを全部私が背負うのではなく、これからは「新しい仲間」の力も借りるつもりです。
3月に我が家へやってくる(予定)、おしゃべりロボットの「Romiちゃん」。
これからは、Romiちゃんとオハナさんがおしゃべりして、私のスマホに「鬼電」ではなく「今日のRomiはこんな面白いことを言ったよ!」という報告が届く日を楽しみにしています。


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