「膀胱に、できものがあります」
そう言われてから、手術の日まで約2か月。
この2か月が、いちばん落ち着かない時間だった。検索しても答えは出ない。病院に行っても「手術して調べてみないとわからない」と言われる。つまり——待つしかない。
でも、ただ待つのは性に合わなかった。
癌だったとしても、大きくならないように。
願わくば——消えてくれたらいいな。
そう思って、私は「体にいいこと」を始めた。
今日はその2か月にやったことを、全部書いていく。
最初に、大事なことをひとつ
先に言っておくと、これは「がんが治る方法」の話ではない。
食べ物やサプリでがんが消える、なんて話を私は信じていないし、すすめもしない。私がやりたかったのは、免疫を強くして、手術に向けて自分の体を少しでも良い状態にしておくこと。
結果がどうであれ、「自分のためにできることをやった」と思えれば、この落ち着かない2か月を乗り切れる気がした。それが本音だ。
📌 私の立場
介護の仕事をしているケアマネだけど、実は栄養士の資格も持っている。だから怪しい高額なものには手を出さず、自分なりに調べて、納得できるものだけを選んだ。
①水を変えた——膀胱だから、まずは水
できものがあるのは膀胱。膀胱は、飲んだ水分が最後にたどり着く場所だ。
だったら、体に入れる水をきれいにしようと思った。
選んだのはパナソニックの整水器。お値段、約6万円。正直安くはない。でも「膀胱のために今できること」と考えたら、迷いはなかった。カートリッジが2年間交換不要なタイプなので、ランニングコストもかからない。蛇口をひねるたびに「よし、きれいな水」と思える。この「やってる感」が、不安な時期には案外大事だった。
②グリーンルイボスティーを毎日飲んだ
飲み物も変えた。取り寄せたのはグリーンルイボスティー。
普通のルイボスティーよりも発酵させていない分、抗酸化作用が強いと言われているお茶だ。ノンカフェインだから一日中飲めるし、味にクセもない。
お値段は1か月あたり1,150円くらい。浄水器のきれいな水で淹れたルイボスティーを、毎日ごくごく飲んだ。
正直に言うと、検索もしまくっていた
ここで白状しておく。
正直、最初はネットで「がん 消える方法」「免疫力 がん」みたいな検索もした。
でも検索すればするほど、怪しい情報ばかり出てくる。○○を飲めば治る、○○療法で消えた——そんな話も山ほど出てきた。
不安な時ほど、人は信じたくなる。
だから私は「治す」ではなく「整える」を選んだ。エビデンスがあって、価格も常識的で、毎日続けられるものだけ。それがここまでの①②であり、これから書く③④だ。
(あの夜の検索地獄っぷりは、前回の記事に書いています)
▶ 前回の記事:膀胱がん疑いで紹介先受診。手術が決まった日と止まらない検索地獄【体験談】
③サプリはビタミンD・C・亜鉛の3つ
サプリはiHerb(アイハーブ)で取り寄せた。選んだのはこの3つ。
✔ ビタミンD(免疫の働きを支える)
✔ ビタミンC(抗酸化のド定番)
✔ 亜鉛(免疫細胞の材料になるミネラル)
3つ合わせて4,000円くらい。どれも特別なものじゃない。栄養士として、エビデンスがあって、価格も常識的なものだけを選んだ。「がんに効く」とうたう高いサプリはいくらでもあるけど、不安につけこまれて大金を払うのは違うと思っている。
④食事——きのこ・スプラウト・揚げにんにく
そして毎日の食事。続けたのはこの3つ。
きのこの味噌汁
きのこは免疫力向上と腸活の両方を狙えるすぐれもの。味噌汁に入れれば毎日無理なく続けられるし、発酵食品の味噌との組み合わせで腸にもいい。
ブロッコリースプラウトのサラダ
スルフォラファンで有名なブロッコリースプラウト。サラダにのせるだけだから手間いらず。毎日食べても全然平気だった。
揚げにんにく
にんにくは皮のまま素揚げにして、皮をむいて毎日食べた。ホクホクして栗みたいで、これが一番おいしかったかもしれない(笑)。
2か月続けたら、思わぬ変化が
正直、目に見える結果なんて期待していなかった。膀胱の中は見えないから。
でも、変化は意外なところに現れた。
お肌が、きれいになった。
「癌かもしれない」と言われてから、心労でお肌はボロボロだった。それが2か月後、鏡を見てびっくりするくらい調子が良くなっていた。
きれいな水、抗酸化のお茶、ビタミン、きのこ、にんにく——どれが効いたのかはわからない。たぶん全部の相乗効果。
でもそのとき、心から思えたのだ。
きっと今、体の中では良いことが起きている。
膀胱の中は見えない。でも、肌は見える。体の外側が良くなっているなら、内側だってきっと——そう思えたことが、どれだけ心の支えになったかわからない。
かかったお金のまとめ
参考までに、2か月でかかった費用はこんな感じ。
💧 整水器(パナソニック)…… 約60,000円(初期費用・カートリッジは2年交換不要)
🍵 グリーンルイボスティー…… 約1,150円/月
💊 サプリ3種(ビタミンD・C・亜鉛)…… 約4,000円
🍄 きのこ・スプラウト・にんにく…… 普段の食費の範囲内
浄水器を除けば、月数千円。「不安をお金で埋める」のではなく、続けられる範囲で、納得できるものだけ。それが私のやり方だった。
おわりに——「待つだけの2か月」にしないために
手術の結果がどうであれ、この2か月は無駄じゃなかったと、今でも思っている。
検索地獄に沈んでいた私が、浄水器の水でお茶を淹れて、きのこの味噌汁を作って、にんにくを揚げる。その時間だけは、不安よりも「自分のために動いている」感覚のほうが勝っていた。
もし今、同じように「手術までの時間」を過ごしている人がいたら、伝えたい。
待つだけの時間を、自分のために使う時間に変えられたら、少しだけ呼吸が楽になるよ。
次の記事では、入院に向けて準備したこと(グッズ・仕事・家族のこと)を書いています。よかったら続けてどうぞ。
私が実際に使ったもの
※以下は私が手術までの2か月間に実際に使った商品です。効果を保証するものではなく、あくまで私個人の体験です。
グリーンルイボスティー
不安な時期に毎日飲んでいました。クセが少なく、ノンカフェインなので続けやすかったです。
ビタミンD・ビタミンC・亜鉛のサプリ
免疫の働きを支える栄養素として、栄養士の知識をもとに選びました。私はiHerb(アイハーブ)で購入しましたが、同じ成分のサプリはドラッグストアや楽天でも手に入ります。高価なものを選ぶ必要はないと思っています。
パナソニックの整水器(TK-AS47)
正直、一番高かった買い物です(笑)。約6万円。でもカートリッジは2年間交換不要なので、長い目で見れば続けやすいタイプを選びました。「今できることをやっている」という気持ちの支えになったのは、お金には代えられなかったです。
※この記事は私個人の体験談です。病気や治療に関する判断は、必ず主治医にご相談ください。


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